元読売新聞記者で現在、広島市議会議員を務める椋木太一氏が、甲子園大会を辞退した広陵高校の対応について、12日までに自身のX(旧ツイッター)で連続投稿して問題提起。
「まるで、『SNSのせいで辞退に追い込まれた』と言わんばかりの論調に違和感しかありません」と投稿し、反響を呼んでいる。
椋木氏はポストの中で、「事の本質は、学校や高野連の暴力事案に対する認識の甘さなどに起因する、初動対応のまずさや鈍さでしょう」と指摘。
「教育現場での暴力事案を“SNS炎上騒動“にすり替え、被害者ポジションを得ようとする学校や高野連、また、SNSの無力化に必死なオールドメディアの利害が一致したとみえる」と分析している。
■「SNS炎上」ではなく「初動対応のまずさ」が本質と分析
さらに椋木氏は、広陵高校の堀正和校長が保護者説明会について「選手からは何一つ質問もなく、いつも通りきちっとしたあいさつで終わりました」
「何一つ質問が上がらず、感謝しかありません」と述べたことに対し、「何一つ質問が出ないとは、違和感しかありません」と疑問を呈した。
この投稿に対し、SNS上では椋木氏の見解に賛同する声が多数寄せられている。
あるユーザーは「自分もそう思います。学校側、高野連の対応の不味さには言及せず、辞退はSNSの所為と言わんばかりの校長とここぞとばかりにSNS叩きに走るメディアには違和感しか感じません」と共感を示した。
■「校長の説明に違和感」共感の声が続々
また、別のユーザーからは「市議の指摘通りです」「仰る通りです!」といった賛同の声に加え、
「高校野球のあり方に問題があると感じています。余りに美化しすぎ」と高校野球文化そのものに疑問を投げかける意見も見られた。
椋木氏はこれに先立つ投稿でも「高校野球・広陵の辞退の件、やはり『SNSのせい』がトレンド入りしている。SNSのせいにして、学校側が被害者ポジションを取っていると見透かされている証左だ」と指摘。
さらに「ひとりの広島市民、ひとりの安佐南区民からすると、よくもまあ、広島代表という看板に泥を塗ってくれたなというのが率直な思い」と地元の代表としての立場からも厳しい見方を示していた。
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