■「19・2秒」は嘘=偽証だ
静岡・伊東市の田久保真紀市長の学歴をめぐる騒動に進展だ。伊東市議会の百条委員会が18日に開かれ、
田久保氏が除籍になっていた東洋大学に対して追加で情報請求することを決定。また、田久保氏を虚偽の証言をしたとして刑事告発する方針も明らかになった。
田久保氏は13日に百条委の証人尋問に出席。問題となっている卒業証書を議長らに〝チラ見せ〟した件について、「チラ見せした事実はない。約19・2秒ほど見ていただいたと記憶している」と話していた。
卒業証書を議長らに見せた際に録音をしており、ストップウオッチで計ったというのだ。
この「約19・2秒」のインパクトは大きく、今年の新語・流行語入りもささやかれている。
しかし、議長サイドはこの日、卒業証書を見せられたのが「約19・2秒」だったことを否定。
中島弘道議長は記者団に「そのことが証明できれば偽証となる」と約19・2秒ではないことが明らかになれば、田久保氏を虚偽の証言をしたという地方自治法違反容疑で刑事告発することも考えていると明らかにした。
■田久保市長は逃亡
田久保氏はこの日、登庁しなかったという。
直近の発信には16日にX(旧ツイッター)に投稿した「今回の騒動の全容がやっと見えてきました。
事実関係に基づいてその目的を明らかにしてきます」というものがある。
自分を追い落とすために何者かが暗躍していると言いたげな書き込みだが、真意は不明だ。
百条委が東洋大に対してどんな情報を追加で請求するかについては非公表。照会の期限は今月29日となっている。
政界関係者は「田久保氏と同年代で都内の大学に通っていましたが、約30年前のことなので、大学にどれだけの情報が残っているのか」と百条委が求める情報が得られるかは不透明とした。
問題はチラ見せした時間ではなくチラ見せしたものが何だったのかなのだが、田久保劇場は秋も続きそうだ。
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/35637...
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