ピクサー映画の同性カップル描写について、孫から「質問」を受けたスヌープ・ドッグの発言が物議を醸している──
ラッパーのスヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)が、子供向け映画におけるLGBTQ描写についての発言で批判を浴びている。
同氏は8月20日に出演したポッドキャスト「It's Giving」で、2022年公開のディズニー映画『バズ・ライトイヤー(Lightyear)』を孫と一緒に観た際、同作に登場する同性カップルの描写について孫から質問を受けたと語った。
『バズ・ライトイヤー』は『トイ・ストーリー』シリーズのスピンオフ作品。作中では、同性カップルが子供を育てる様子が描かれ、キスシーンも含まれている。この描写は、公開当時から保守派の間で批判を呼んでいた。
アラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビア、レバノン、インドネシア、マレーシア、エジプト、クウェートなどの国々では、同性愛の描写があることを理由に本作の上映は禁止されている。
ポッドキャストでスヌープ・ドッグは「『パパ・スヌープ、あの女の人、どうやって女の人と赤ちゃんを作ったの? 彼女も女の人でしょ?』って聞かれたんだ」と明かし、「こんなもん観に来たんじゃねえよ」「ただクソ映画を観に来ただけだったんだよ」と口にした。
同氏はさらに、「もう映画を観に行くのが怖い」「答えようのない問題の真ん中に、勝手に俺を巻き込むなよ」とも語った。
バズ役俳優は「ああいう批判をする連中はバカだ」と発言
この発言を受け、オーストラリアのニュースメディア『9 News Australia』は、スヌープ・ドッグが予定しているオーストラリアン・フットボール・リーグ(AFL)グランドファイナルでのパフォーマンスを中止すべきだという声が上がっていると報じている。
『バズ・ライトイヤー』でバズの声を務めた俳優クリス・エヴァンス(Chris Evans)は、同性カップルの描写に対する批判に対し、2022年のロイター・テレビのインタビューで以下のように反論している。
「正直言って、ああいう批判をする連中はバカだ」
「アメリカの歴史、ひいては人類の歴史は、目覚めと成長の繰り返しだ。それがあるからこそ、僕たちは前に進めるんだ」
「世の中にはいつだって、変化を恐れ、過去にしがみつこうとする人たちがいる。でもそういう人間は恐竜と同じで、いずれ消えていく。だからこそ、気にせず前に進んで、人間としての成長を受け入れることが大事なんだ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c25e0ccd65517c790170... まとめ
孫と一緒にディズニー映画見に行ったスヌープ
作中に同性愛者キャラなのに子供を生んでるキャラが出てきて
孫に「どうやって子供生まれたの?おかしくない?」と質問されたと明かす
スヌープ「孫に答えられない質問をされた。俺が知るわけない。そんな事考えるために映画を見てるわけじゃない。孫とああいう映画を見るのが怖くなったわ」と発言
ゲイを批判したとして大炎上
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