アメリカのEV向け電池工場で不法滞在・不法就労の韓国人300人以上拘束

米移民当局は５日、韓国の現代自動車が南部ジョージア州で建設中の工場で、不法滞在や不法就労の疑いがあるとして４７５人を拘束したと発表した。韓国の 趙顕 外相は６日、３００人以上が韓国人だったとして「憂慮は大きい」と表明した。

米韓両国は８月に首脳会談を行い、韓国は対米投資の拡大を約束しているが、経済協力の機運に水を差す事態になりかねない状況だ。

米国土安全保障省の担当者によると、摘発は４日に行われた。不法入国のほか、ビザ（査証）の期限切れで滞在していたり、ビザなしで短期入国できる制度で入国して働いていたりした労働者が拘束された。関連会社や下請け企業の労働者が多く含まれていたという。

聯合ニュースによると、短期滞在のビザなどで仕事をしていた韓国からの出張者も摘発された。米紙ニューヨーク・タイムズによれば、米国籍や永住権が確認された労働者は解放された。トランプ大統領はホワイトハウスで記者団に「彼らは不法移民だったと言えるし、移民当局は職務を果たしただけだ」と述べた。

工場は現代自と韓国のＬＧエナジーソリューションの合弁で、電気自動車（ＥＶ）向け電池を２０２６年から生産する予定だった。

https://www.yomiuri.co.jp/world/20250906-OYT1T50035...

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連邦捜査によるサウスジョージアのヒュンダイバッテリー工場の強制捜査で475人を逮捕
捜索は木曜日、ジョージア州南東部にあるヒュンダイ・モーター・グループとLGエナジー・ソリューションの合弁会社HLGAのバッテリー工場で行われ、違法雇用慣行やその他の連邦犯罪容疑に関する数ヶ月に及ぶ捜査の一環として行われた。メグ・ヒープ米連邦検事と国土安全保障省捜査局のスティーブ・シュランク特別捜査官は、この捜査は司法捜査令状に基づき、不法移民労働者を搾取している疑いのある雇用主に焦点を当てていると述べた。当局は、この捜査は単なる「一斉検挙」ではなく、広範な証拠収集、聞き取り調査、そして裁判所の承認の結果であると強調した。「これは実際、国土安全保障省捜査局の歴史上、単一の現場での執行活動としては最大規模で、捜査官が敷地内に入り、人々を一斉に集めてバスに乗せるような移民捜査活動ではない。これは数ヶ月にわたる刑事捜査だった。」摘発された人のうち475人は、不法滞在または何らかの形で在留資格に違反していることが判明し、米国移民関税執行局（ICE）に引き渡された。シュランク氏によると、大半は韓国国籍だが、捜査官は国籍の内訳を現在も精査中だ。シュランク氏によると、逮捕には親会社だけでなく、現場の請負業者や下請け業者のネットワークも関与しているという。逮捕者はICE（移民税関捜査局）の拘留下に置かれており、多くはフォークストンのICE処理センターに移送されている。シュランク氏は、作戦中に重傷者は報告されていないと述べた。作業員1人が現場で熱中症の治療を受け、エージェント1人が軽傷を負った。ATFアトランタはXアカウントに写真を投稿し、襲撃にはHSI、FBI、ICE、ジョージア州警察が参加したと述べた。

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