尹錫悦(ユン・ソクヨル)前政権への統一教会の請託疑惑を追及している
特別検察官チーム(特検)は「教主」でもある韓鶴子(ハン・ハッジャ)
「世界平和統一家庭連合」総裁に対して再三にわたって出頭し、取り調べに
応じるよう求めている。
しかし、韓総裁は1回目の9月8日は4日前に入院し、心臓の施術を受けた
ことを理由に、2回目の9月11日には酸素飽和度が正常範囲を下回っている
ことを理由に、そして3回目の今日(15日)は不整脈など健康問題を理由に
いずれも直前になって出頭要請に「ノー」の回答を寄せている。
このため「韓総裁は捜査から逃れようとしている」とみなした「特検」が
裁判所に逮捕状の請求を検討したところ、韓総裁の弁護団は急遽、「健康が
回復すれば、17日もしくは18日に出頭する」との意向を明らかにしてきた。
出頭すれば、「特検」は2022年4月~7月にかけての金建希(キム・
ゴンヒ)夫人へのネックレス贈与疑惑や最大野党「国民の力」の前院内総務、
権性東(クォン・ソンドン)議員への不正献金などの疑惑を参考人ではなく、
容疑者として調べることにするが、いずれの容疑にも関与している元教団
No.2の尹英鎬(ユン・ヨンホ)前世界本部長と妻の元教団財政担当局長、
それに仲介役を担った「乾真法師」として知られる易者、全聖培(チョン・
ソンベ)氏らがすでに起訴されていることから容疑が固まれば、韓総裁にも
逮捕状を請求するとも伝えられている。尹英鎬前世界本部長の起訴状には
韓総裁は「共謀」と記述されているからだ。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/9a5ab91b23e9c1...
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