日本は虐殺の共犯者にならないで 武器見本市に市民らが抗議:幕張メッセ前
千葉市美浜区の幕張メッセで21日、国際的な武器見本市「DSEI Japan2025」が始まったのを受け、
反対する市民ら約350人が会場前で抗議した。
市民有志でつくる「幕張メッセでの武器見本市に反対する会」と「安保関連法に反対するママの会@ちば」が主催。
「せんそうのどうぐつくるのやめよう」と書かれた横断幕などを掲げ、ガザ地区に侵攻するイスラエルの
軍需企業などが参加する見本市の開催を許すことへの危うさを訴えた。
主催者あいさつに立った谷口初江さんは、同国の軍需企業が多くの民間人を犠牲にすることで武器の性能をうたっているとし、
「私たちの幕張メッセで武器をアピールすることを許すわけにはいかない」と声を震わせた。
ガザ出身のパレスチナ人女性は「虐殺で利益を得ている企業を歓迎することは、虐殺の共犯者だ。
日本は、なぜそんなことができるのか」と批判した。
死者になりきって横たわり抗議の意を示す「ダイ・イン」や、「武器売買をここでやるな」などとコールもした。
幕張メッセで武器見本市は2017年から開かれており、今回で5回目。メッセの経営に参画している県に対し、
抗議活動を主催した2団体は13日、会場の貸し出し中止を求める6513人分の署名を提出した。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/40646...
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