省エネ狙ったリニアの新中間車両、カギは「サメ肌」実験線に投入
JR東海は25日、リニア中央新幹線の実験線に新型の中間車両を投入した。
台車の形や車体表面の工夫で空気抵抗を減らして電力消費量を改善する狙いで、
開業時の実用化に向け、耐久性などを確かめる。
同日、報道陣に公開した新しい中間車は、5両編成の4号車としてつながれた。
窓の上に入った金色のラインが目を引く。これまでは、東海道新幹線を連想させる、
白と青のデザインで統一されていたが、初めて無塗装のアルミ合金を車体に
採用したのに合わせて変更した。
https://www.asahi.com/articles/AST7T24N6T7TULFA012M.... 両端の先頭車両の間に挟む中間車両で、既存の「L0」系やその改良型に連結して走らせる。
無塗装のアルミ合金の車体に金色のラインを引き、高速に流れる光を表現する。
使う塗料を減らして二酸化炭素の排出量を9トン削減する。
新車両の呼び名は10番目に導入する中間車両を表す「M10」とした。車体表面に
サメ肌のような凸凹のリブレット形状を施し、超電導磁石が搭載される台車周りの
膨らみも減らす。営業車で想定される1編成16両に換算すると空気抵抗を約1%削減できる。
車両は冷却に高価な液体ヘリウムを必要としない「高温超電導磁石」専用の設計とする。
既存車に備えている液体ヘリウムを保管する構造などを減らし、機器の構成を簡素化した。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD206FH0Q5A220C2...
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