もう少し言えば
日本は大昔には「貿易立国」とか「加工貿易の国」と言われたけれど、今時そんな認識の人は
高齢の老人しかいなくて、今の日本は貿易、つまり輸出では稼いでいない。
貿易収支だけを見ると概ね赤字で第一次所得収入、これは例えばトヨタがアメリカの工場で車を生産して
それを売って得た利益を日本国内に還元する収入で、この第一次所得収支が多額であるが故に
貿易自体は赤字だが差し引きで対海外収支が黒字になり国益にもなってるわけ。
これに見るように、また前々から言われているように日本は産業構造として製造業の空洞化が
物凄く進んでいて、製造力を強化しても今のところ稼ぐことにはあまり貢献しない。
(半導体の内製化は経済安全保障という言う別の意味)
他方、製造業における省人化がもたらす最大のメリットはコストの低減。
で、それは各商材のメーカーがコストダウン出来ることを意味し、安価で売るか?多くの利益を得るか?
会社ごとの経営判断だけど、とどのつまり恩恵を受けるのは地方の工場なら、その大元の本社組織。
で、アメリカは世界最大の内需の国で、ご存知の通り軍事兵器とIT以外に、自動車は売れないし
と、輸出などで稼ぐ国ではなくGDPの大半を内需がしめている、
有体に言えば、アメリカ国民が外食をし、車を買い、衣料や靴を買い、タクシーに乗り、映画を見て
消費して、その利益が税収となって・・・これこそが堅調なアメリカ経済を支えている。
上に書いてきたことから言えることは省人化は製造業のコストダウンの為に行うより、
人手不足な、例えばエッセンシャルワーカー、つまり必ずしも生産性を求められない分野
を中心に進めるべきじゃないかな?と思う。
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