関税で諸外国を罰すると語るトラ、実際に罰せられているのはほぼ米国人


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001 2025/04/08(火) 00:47:30 ID:.K106dfOEE
市場は崩壊し、ビジネスリーダーたちはパニックに陥っている。消費者は、ニュースを読んでいればの話だが、当然混乱もしくは恐怖している。それともその両方か。エコノミストたちはトランプ政権の関税政策を凝視し、どうにかしてその意味を理解しようと試みる。

ここで、その他の呆然(ぼうぜん)としている人たちに助言したい。意味を理解しようとするのはやめよう。

どういう理屈か? どうせ理解などできないのだ。我々がこれまで書いてきた通り、トランプ米大統領が定めた自らの関税政策のゴールは矛盾に満ちている。政権が貿易相手に対する「相互」関税の算出に使用していた計算式でさえ、数学というよりはパフォーマンスアートに近い代物だ。

米国の経済は世界の羨望(せんぼう)の的だが、トランプ氏はそれが他国による不公平な貿易慣行の犠牲者と考える。同氏の理論によれば関税こそ平等な競争を実現し、米国の製造業を復活させる一挙両得の手段だ。その点でトランプ氏の立場は揺るがない。仮にそれが米国経済をリセッション(景気後退)に突き落とすことを意味するとしても。

トランプ氏は関税が諸外国に打撃を与えると主張する。それは間違いではない。しかし同氏はこれまでのところ、関税が無用な罰則として米国人にものしかかることになるという事実に対し、無視を決め込んでいる。

どういうわけか米国政府は今、国内で生産できない製品について、米国人により多くの金額を支払わせようとしている。たとえばコーヒー。特定の種類のワイン。ハイテク産業に不可欠なレアアース(希土類)。他にも挙げれば切りがない。

そして恐らく最も非現実的なことに、トランプ氏は我々が過去数十年のグローバリゼーションをなかったことにし、既に海外へ移転してしまった製造業の仕事を取り戻せると信じているようだ(仮にそうした産業の「国内復帰」ができるとしても、それには長い年月がかかるだろう)。

ピーターソン国際経済研究所の上級研究員、メアリー・E・ラブリー氏は3日のブルッキングス研究所のイベントで、「戦略がない」「我々に自分たちの下着を自分たちで編めというのか?」と問いかけた。

「米国には製造業が必要と人々が口にするとき、彼らの念頭にあるのはハイテク企業であり、持続可能な仕事だ」。そうラブリー氏は続ける。低技能かつ労働集約型の仕事ではなく、そうした仕事は既に途上国へ移転されているとした。

その上で、誰でも帰宅して寝室に入る際、自分の着ている服がどこで作られたか確認すればいいと進言。それらの全ての国々に対し、米国は巨額の貿易赤字を抱えていると述べた。

~つづく~

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002 2025/04/08(火) 00:49:21 ID:.K106dfOEE
●まずい計算

ラブリー氏らが指摘するように、貿易赤字の不均衡を解消したいのであれば、そのための戦略的な方法が必要になる。代表的なエコノミストや政策の専門家を集めて個々の貿易協定にメスを入れ、どこで影響力を発揮できるかを見極める。

ところがトランプ政権は、骨の折れるドル単位の検証を通じ、個々の貿易相手国との適切な関税率を確定しようとはしていない。

そうではなく、相手国との貿易赤字額を米国への輸出額で割り、その数字を2で割る。それだけだ。

多くのアナリストは、そのような乱暴なやり方に衝撃を受けている。

ウェドブッシュ証券のアナリスト、ダン・アイブス氏はトランプ政権が関税を説明した図表について、中高の基礎的な経済の授業でも一笑に付されるレベルだと示唆。前出のラブリー氏は、医師の診察を受けてがんが見つかったにもかかわらず、ダイエットで治そうとするようなものとの認識を示す。

エコノミストで作家のジェームズ・スロウィッキー氏が当該の相互関税の算出方法について分析すると、ホワイトハウスはギリシャ文字を使った見るからに恐ろしい数式を発表して、同氏の間違いを指摘しようとした。世界の経済政策を大きく変えるに当たり、自分たちは極めて洗練された数式を用いたのだとする印象づけを図ったわけだ。

結果的に、その数式は威力を発揮した。複数の記号を配したことでより複雑な見た目となり、関税政策に疑問を呈する人たちをたじろがせた。エコノミストのブレンダン・デューク氏は記者にそう述べた。

これは経済政策とは言えない。経済政策の皮を被ったロシアンルーレットだ。

以下ソース
https://www.cnn.co.jp/usa/35231406.htm...

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003 2025/04/08(火) 01:17:22 ID:mpdi5guu8Y
虐待、虐殺、人権侵害、臓器狩りなど
何でもありの国が、法外に安い賃金、あるいは奴隷労働で作ったものを買い
その国の一部の搾取者の懐を豊かにするのを止めさせ
最終的に製造業が米国に戻るところまで考えてみ

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004 2025/04/08(火) 01:27:46 ID:.K106dfOEE
トランプは「やり方」を間違ってる
中国に対して本当に効くのは、輸入関税ではなく、輸出規制

まにあ@3世@mania_3 on X
https://x.com/mania_3/status/190856144207448...
“旧大日本帝国も「輸入関税」は問題はありませんでした。
必須輸入物資の「禁輸」が原因でWW2に突入したんですわ。”

実例を挙げると、
たとえば中国がこれを手に入れられなくなったら?

ロイター
2025年4月3日
中国企業、1─3月に米エヌビディアのAI半導体160億ドル(2.4兆円!)発注=報道
https://jp.reuters.com/business/JOARA5TRL5KLRHHV6MV4M...

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005 2025/04/08(火) 04:33:12 ID:afY5C6jHL2
今のところトランプは、企業が築き上げてきたサプライチェーンの破壊とあらゆる産業における無駄なコストの増大しか成し遂げていません
 

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006 2025/04/08(火) 05:41:45 ID:p3SjZoE.Gw
そりゃアメリカ以外の関税国からアメリカ見たらそうだろうw

トランプさんの思惑は日本製などの外国製品の価格競争力をおとせば

底辺庶民はアメリカ産の製品を買うことになる。お金持ちは何も気にせず
日本製などを買うだろう…それでアメリカの税収が上がる。日本自民党には
これが出来ない。馬鹿なのかw

トランプさんは貧乏人の税金は極力ゼロに、税収は金持ちから!

(これが自民党にできれば参院選圧勝なのに…。)

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007 2025/04/08(火) 07:05:54 ID:.K106dfOEE
>>6
その理屈が通用するのは自動車だけ
他の輸出品は貧・富に関係なく、米国民は遍くコスト負担を強いられる

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008 2025/04/08(火) 07:21:12 ID:n8DJafjU82
トランプ信者って将来を信じてんだか知らんけど
それまでに国がもつのかもそうだが、信者が先にひっくり返るんじゃないの。

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009 2025/04/08(火) 07:22:04 ID:p3SjZoE.Gw
自民党信者って将来を信じてんだか知らんけど
それまでに国がもつのかもそうだが、信者が先にひっくり返るんじゃないの。

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010 2025/04/08(火) 14:25:45 ID:.K106dfOEE
>>9
民主党信者って将来を信じてんだか知らんけど
それまでに国がもつのかもそうだが、信者が先にひっくり返るんじゃないの。

そして実際、民主党信者はわずか3年で引っ繰り返った

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011 2025/04/08(火) 17:24:18 ID:gIJZND..Ls
突然、言い掛りをつけて自分(自国)の
利益に持って行く人間っているんだね、

トランプはテレビでマネーの虎見たいな
番組出てたんだろ、
つまり、
急に「お前はダメだ、ドアー」って感じの
番組、
この成功体験手法を今使ってるんだろう、

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