全国のスーパーでのコメの平均価格は、先月30日までの1週間で5キロあたり税込みで4206円でした。
政府が放出した備蓄米の店頭での販売が先月下旬から始まり、価格の動向が注目されていましたが、13週連続の値上がりとなりました。
専門家は「まだまだコメが足りていないという感覚が業界全体にあることが、高止まりの要因ではないか」と指摘しています。
農林水産省は全国のスーパーおよそ1000店でのコメの平均価格をまとめ、毎週公表しています。
きょう公表された先月24日から30日までの1週間の平均価格は5キロあたり税込みで前の週より10円値上がりした4206円でした。
政府が放出した備蓄米の店頭での販売が先月下旬から始まりコメの価格の動向が注目されていましたが、13週連続の値上がりとなりました。
農林水産省は「この期間に流通したコメに占める備蓄米の割合は小さい」としています。
スーパーでのコメの価格は去年の同じ時期の2倍を超える高値が続く一方、合計のコメの販売量は去年より3.1%減少しています。
●埼玉のスーパー コメの不足感解消されず
先月下旬から大手スーパーなどで備蓄米の販売が始まっていますが、埼玉県のスーパーではコメの不足感が解消されておらずさらに値上げする必要に迫られています。
埼玉県越谷市のスーパーでは、取り引きする問屋が備蓄米を調達できないことから店頭に並べることができずにいます。
この店舗でのコメの販売価格は、現在5キロあたり税込みでおよそ4700円から5400円となっていますが、問屋からはコメの不足感が解消されていないため今月以降の出荷分について値上げするという連絡があったということです。
価格高騰を受けて、先月のコメの販売点数は前の年の同じ時期よりもおよそ2割から3割減っているということで、店では国産米よりも割安な輸入米の販売を検討しているということです。
買い物に来た70代の女性は「きょうはコメを2袋買いたかったが1つだけ買います。年金暮らしなので出費をおさえるために備蓄米を買いたいが、近くのスーパーでも見かけず実感がないです」と話していました。
スーパーマルサン 八木栄樹店長
「備蓄米の流通はコメの仕入れ値に変化をもたらしていない。多少放出されても全体相場には影響しないと予想していて、価格が下がったと実感できるまでにはほど遠い状況だ」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250407/k1001477219... 倉庫に100万トンも眠らせてる政府備蓄米のうち、価格高騰に影響が出ない程度の15万トンだけ放出して「国民のために仕事したフリ」する政府の放出パフォーマンスにはもうウンザリだわ
スーパーの米がマジで5000円超えだしたんだけど…
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