■茂木さんの子ども食堂訪問だって“ヤラセ的”でしょ
「知らなかったとはいえ、申し訳ない。最終的な責任は私にある」
小泉氏は9月26日の閣議後会見で、「週刊文春」が報じた“ステマ問題”についてこう謝罪した。
小泉選対の「総務・広報班」班長だった牧島かれん元デジタル相(48)の事務所が、動画配信サイト上で、小泉氏には擁護のいっぽうで、
他候補には中傷するような内容のコメントをするように、陣営関係者に依頼していた問題だ。
ヤラセであることを隠してコメントする行為は、“ステルスマーケティング”的な手法であり、「選挙の公平性を害する」として批判を呼んでいる。
牧島氏は辞任したが、小泉氏はその後も、この問題についての謝罪を余儀なくされている。
あまりにお粗末だったが、総裁選に関わっている自民党のベテラン秘書は「各陣営とも濃淡はあれども、ネット戦略に注力している」と明かし、
「小泉氏は大規模なネット会社を使っていると聞いていたが、牧島事務所がやからした。こんなボロが出るとは……」と指摘した。(一部略)。
それでも、進次郎氏を支援する自民議員は楽観的に見ている。
「自民党員は、地方の高齢層が多いから、“ステマ問題”や“SNS”と言われも、今ひとつピンときてないのが実情ではないか。
これで高市氏に風が吹くことはないだろう」
今回の総裁選で投票権を持つ自民党員は約91万人だが、これは昨年9月時点の105万人超と比べ、13%も減少している。
新規党員が少なく、高齢化が進んでいるとの指摘もある。
9月22日の告示直後に投票ハガキが発送され、郵便の締め切りは10月3日までだが、「届いたらすぐ出す人が多い」(同前)という。
こうした中で、ステマ問題から充分に“逃げ切り”が可能というわけだ。(以下略)
https://shueisha.online/articles/-/25521...
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