ニュースメディア「世界日報DIGITAL」は《【速報】自民新総裁に高市氏 初の女性首相誕生へ》と記事を配信。
1回目の投票、決選投票の結果や、高市氏が今後野党との連立拡大を模索していく方針だと伝えた。
同紙はXのアカウントでも記事を投稿。すると、あるアカウントから、こんなリプライが寄せられた。
《高石早苗総裁 おめでとうございます》
このアカウントの名称は「富田林家庭教会」。
大阪・富田林市にある、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の支部であり、「世界日報」も旧統一教会と国際勝共連合によって設立された世界日報社が運営するメディアだ。
自民党結党以来、初めて女性が総裁の座に就いたこと、そして憲政史上初の女性首相が誕生する可能性に、世間は大きな賑わいを見せている。
富田林家庭教会もその祝福ムードの中、先のように喜びをあらわにしたわけだが、5日までに2つの投稿は削除された。
すると、Xでは削除された投稿のスクショが拡散され、こんな疑問の声が。
《お祝いなのになんで消したの?》
《「高市早苗が自由民主党総裁に選出された件」について、富田林家庭教会(統一教会の地方教会)が「お祝いの投稿」をし、その後削除したようです。何があったんですかね?》
《世界平和統一家庭連合こと“統一協会”の富田林家庭教会、なぜ高市早苗に向けたお祝いの投稿を削除したのだろう》
ここまで注目を集める背景には、やはり政治と旧統一教会のかつて取り沙汰された“親密な関係”が影響している。
「旧統一教会をめぐっては、’22年の安倍晋三元首相銃撃事件以降、安倍氏が過去に教団トップの韓鶴子氏に対して『敬愛を表する』と話すビデオメッセージを送っていたことなど、
教団側と、自民党をはじめとする日本の政党の所属議員との接点が問題視されてきました
高市氏も、’01年に教団と関係があるとされる『世界日報社』発刊の雑誌の対談に、教団と同誌の関係を知らずに出演していたことを認めています。
こうした経緯もあるため、教団の支部がXというオープンな場所で高市氏を祝福したことに、困惑する人が多かったのでしょう。
https://jisin.jp/domestic/2524664...
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