2010.07.19
『中国で人気過熱!…「日本的希拉里」(日本のヒラリー)と大賛辞』
…私は今回の参議院選挙を、遠く北京の地から見守っていたが、こちらではまさに「蓮舫一色」だった。
中国国営新華社通信は、「華裔部長蓮舫人気旺有望成為首位女首相」(華僑の末裔である蓮舫大臣の人気は旺盛 女性初の首相が有望視)と題して、次のように開票速報を流した。
< 今回の参議院選挙は、菅直人政権が34日目にして受けた「試験」だったが、日本国民は「落第」の成績を付けた。民主党政権にイエローカードを出したのである。そんな中で、一人気を吐いたのが、唯一の華僑議員である蓮舫だった。
菅政権で少子化担当大臣を務める蓮舫は、投票終了からわずか5分後に、早々と「当確」を出したのだ。実際、蓮舫は、選挙期間中、菅総理以上の人気者で、民主党の同僚議員たちの応援演説のため、自分の選挙活動ができないほどだった。
それでも彼女は、全国最多得票かつ東京選挙区で歴代新記録となる171万票を獲得したのだった。まさに日本政界のスターである蓮舫は、今後、日本初の女性首相になることが有望視されている・・・ >
他にもこちらの新聞やテレビの見出しでは、「日本的希拉里」(日本のヒラリー)、「日本政界明星」(日本政界のスター)、「12万人の日本国籍取得済み`中国人`が応援」などなど、まさに「破格の扱い」である。
鳳凰テレビのニュースに至っては、蓮舫大臣の「キャンギャル時代の水着姿」のお宝映像まで出してきて、「この可憐な少女が、いまや予算カッターとして、日本の政界で凄みを利かせているのです」と解説していた。
選挙結果は、民主党が大敗を喫したはずなのに、北京で見ていると、蓮舫が圧勝して菅直人政権は勢いづいたかのような錯覚を覚えてしまうのである。
"日中外交の切り札になる"
なぜ中国は、かくも「蓮舫、蓮舫」なのか。中国の二人のマスコミ幹部に聞いてみた。
「最大の理由は、彼女が『我が同胞』だからです。しかも北京大学で、2年間も勉強している。これも中国人としては誇りです」(通信社論説委員)
…
https://gendai.media/articles/-/86...
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