熊本県警に新設「捜査支援分析課」とは?
防カメ・スマホ映像の解析強化
事件などが発生した際の防犯カメラの映像やスマートフォンの解析などを強化するため、
熊本県警が新たな部署を設置しました。県警の刑事部に新設されたのは「捜査支援分析課」です。
捜査支援分析課は、刑事部の「機動捜査隊」や「捜査支援室」などを統合して新設された部署で、
主に事件発生直後の現場での捜査や防犯カメラ映像の収集、解析などを行います。
約50人の捜査員などが参加した4月3日の発足式で、県警の佐藤昭一本部長は
「情報分析業務が警察の捜査を支えていると言っても過言ではない。分析能力を常にアップデートしてほしい」と訓示しました。
捜査支援分析課 山本健次課長「事件事故の全容解明に努め、県民の期待と信頼に応える
強い警察の実現に向け任務を全うする覚悟です」
事件が発生すると、これまでは…
◆【機動捜査隊】が駆け付け、事件現場を保存したり、まだ近くにいるかもしれない犯人を探したりします。
いわゆる「初動捜査」です。
◆【捜査支援室】は、現場周辺の防犯カメラの映像を集め、それを分析し、犯人逮捕や事件解決のための糸口を見つけます。
これらは指揮系統が異なるものの、互いに同じ事件の解決を目標としています。
「防犯カメラの映像を集める作業は機動捜査隊に任せ、捜査支援室は分析に集中すればいい」と、指揮系統も含め役割を整理したことになります。
さらに、基本的には日中に行っていた防犯カメラの映像分析を、新設された部署は24時間体制で、昼夜問わず分析作業を担えるようになりました。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/183244...
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