X席巻の「高濃度うどん排水処理施設」 実は香川に不可欠、 観光客100万人「うどんブーム」弊害を打ち破る 391 コメント391件


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001 2025/04/05(土) 11:24:40 ID:5BKCz8vq5s
 「高濃度うどん排水処理施設」という迫力ある名前の施設がXで話題になっている。実は「うどんブーム」がもたらし
た環境問題に対応すべく、香川県で誕生したのだという。開発元に詳しく取材した。

■水路汚染、悪臭の発生などが問題になっていた

 Xでは2025年3月下旬に「高濃度うどん排水処理施設」と書かれた白い円筒型の施設の写真が広く拡散され、「名前の
インパクトすごい」「冗談だと思ったらホントにある設備でびっくり」「初めて見ました」「どんな施設?」などと珍
光景として驚かれた。なかには「あれローカルだったの!? 」「チェーン系のうどん屋には大体あるよ」と既に知って
いるような反響も。

 開発元は、排水処理設備事業を手がけるCNT(香川県さぬき市)だ。同社の広報担当は4月4日、J-CASTニュースの
取材に、施設は香川県をはじめ大阪などにも多数設置していると答えた。導入の背景には2000年ごろからの「うどん
ブーム」があると説明。県外から100万人ほどの観光客が訪れるようになったと振り返る。

 曰く、うどん店の排水はデン粉などの汚れの濃度が高く、香川県は水路が少ないため水路汚染、悪臭の発生といった
多くの環境問題が発生するように。しかし、うどん店の排水は一般の浄化槽では構造及び機能性能上、処理が困難だっ
たという。そうした課題を解決するのが「高濃度うどん排水処理施設」だ。下記のように経緯を明かした。

「そこで香川県がこれに対応すべく、価格の安いうどん排水処理装置の開発支援事業を平成16年(2004年)に実施し、
弊社が応募したところ、採択され半年間の香川県の実証実験後、このような装置が開発されました」

「衛生的な環境に改善できるようになりました」
 施設の構造は、自然の浄化力を用いるものだ。「フロック(塊)状の微生物が汚れを分解する活性汚泥法に、自然
浄化作用を最大限活用するバイオリアクターを組み合わせた生物処理で排水処理をおこなっております」と説明する。

 導入した結果は、「浄化槽や水路からの悪臭の発生が軽減され、衛生的な環境に改善できるようになりました」。同
社では施設の設計や製造だけでなく、トータルプランナーとして、設置後のメンテナンスにも携わっていて、こんな苦
労も。

「大型連休等は県外から名物うどんを求めて沢山の方が来られます。その分、たくさん排水が出る事となり、衛生的な
環境を維持するために、水温やPH、微生物の状態などを把握し、お客様と一緒に排水処理施設の管理を行っています」

 今回思わぬ反響を受け、「当社は、特に注目される事もなく、昔から排水処理でお困りのお客様のお手伝いをさせ
て頂いておりました」ともコメントしている。

 うどん排水以外に食品工場排水、高濃度米洗浄排水など、CNTの排水処理施設は各地に導入されているという。また、
「自社工場で製造するFRP製タンクを用いて、災害時の備えとしての仮設トイレ収容型地下貯蔵庫(特許取得)にも活用
して頂いております」と、幅広い取り組みを伝えた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/30d5ed34bd93f1d8fc264...

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