>>58 まさにその通りで
日本で本格的に稼働したのが阪神大震災時という「トリアージ(傷病の緊急度や重症度に応じた優先度を決めること)」
医療経済(経済と言ってもお金儲けではないよ農業経済や教育経済と同じ)的に試算するとトリアージを行わなかったら
犠牲者は少なくとも3割増しだったと言われている。
言葉は悪いが「助からない命」にベッドやマンパワーや医療資源を投下せずに「助かる命」に注力する。
それが結果として全体の犠牲者を減らすわけ。
上の方で野党に対する考察を書いてる人いるけど、彼らは言うならばトリアージなどけしからん「全員を救え」と訴える。
ただ、救いというか幸いなのは”一部の政党(あの党)”を除けば、ほぼ全員がトリアージの必要性を理解していて
政権交代で政権与党に立場が代われば逆に「トリアージ」を推進する側に回る、いや絶対にそうなる。
野党という立場故に”反対する事”が職責としていてトリアージでさえ政争の具にしてしまうわけで
仮に自分が赤組でも白組が正しければ同意するべきところを政争の具にしてしまう彼らはある意味で国賊だとおもうが。
このトリアージが医療現場だけではなく社会全体、産業構造全体において必要であり有用だ、ということね。
散々書いてきたように人口バブルや労働集約を伴う経済成長と少子化との間には因果関係も相関関係も薄い。
1人当たりの生産性を上げていくと人口減はデメリットでなく寧ろメリットもたらす。
その生産性を上げるには労働集約的産業から脱却する事はもちろん、高付加価値産業への事業転換が必要で
その為には、一億総横並びの護送船団方式は限界で選択と集中と取捨選択と痛み(医療でいうトリアージ)が必要。
成長の見込みがないにも拘らず生かさず殺さず的な延命をすることの是非、能力と意欲に欠ける人材の処遇
政争の具化して成長を妨げる一部勢力と、既得権益を離さない組織(労組)等々、問題は山積なんだけどね。
労組、特に連合なんて「一部企業の正社員の権益」のみを追求する団体だからね。中小零細や、ましてや非正規労働者
など「まったく眼中にない」・・・散々言われてるけど、なにが労働者の味方だとw
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