“ひとつまみ”がわからない…料理オンチで悩む人どうやったら克服できる?
研究家「シンプルなものから」「ハンバーグは難しい」
先月、Xでの投稿に23万もの“いいね”がつき話題になったのが、たこ焼き作りに失敗したある画像だ。
たこ焼き粉と水の分量を間違えたのが理由で、小さなハンバーガーにも見えるものが大量に並んでいる。
どうしたらこんな失敗作になるのかという声が集まりそうなところだが、「わかる。私もお好み焼きが
もんじゃ焼きになった」「分量同じはずなのになぜか毎回味がバラバラ」「「味見をしても何を足していいか
わからない」と共感の声が多数見られた。いわゆる“料理オンチ”について、自炊料理家・山口祐加氏は
「レシピを見ないで自己流でやってしまう」「レシピを忠実に守らないと不安でガチガチになる」など、
様々なパターンが存在するという。
料理オンチには様々なパターンが存在する。作業工程の同時進行ができず、焦ってミスを重ねる
「段取り迷子型」、塩辛すぎたり甘すぎたり、味見をしても改善できない「味覚センス不足型」、
レシピを無視して「自分の感覚」で突き進み失敗する「創作暴走型(センス厨型)」、読んでも分量や
手順や料理用語がわからない「レシピ読めない型」などだ。
調理が苦手な人向けの教室も開催している山口氏は「料理が最初からできることはない」と呼びかける。
「例えば冷奴をまずく作ることは難しい。豆腐に1瓶のしょう油をかける人はいない。すごくシンプルな
ものからやればいい。すごく高い山を目指さなくていい」。たとえばハンバーグはどうか。
「ハンバーグは生肉なので味見ができない。焼いてみるまでわからないのが難しい。それになぜパン粉や牛乳、
ナツメグを入れるのかわかっている人がどれだけいるのか」。無数にアレンジができる分、複雑さが
増してしまうが「肉と野菜の炒め物が上手に作れたら、自分はここで満足と終わらせるのもいい」と提案した。
また料理の方法についても「手先が器用じゃないならみじん切りを諦める。すりおろすのも、チューブ入り
のもので代用する。代用品はあるのでたくさん頼ればいい」と語った。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/90002738...
返信する