異例の暑さで要注意「梅雨型熱中症」
汗が蒸発しにくく熱が体にこもる…コーヒーはNG?専門家に聞いた
街で聞いた「熱中症対策」は?
「日傘と扇風機は今月買った。暑くなるのに備えて。冷たいプレートがついているので、
肌にも当てられて良い」「スポーツドリンクとか塩が入ったようなドリンク。1日2本くらい飲んでるかも」
「夜はずっと冷房つけっぱなし。朝までつけて過ごしている。食事で水分量が多いもの、トマトとか
いっぱい食べるようにする。(Q.みずみずしいもの?)キュウリとか」「冷たいソバとか、今日の昼も
冷たいうどんを食べた。あとはアルコール。生ビールでチャージで大丈夫!」などの声が聞かれた。
その対策が本当に正しいのか、熱中症に詳しい上柳圭一医師に聞いた
キュウリ、トマトは非常に水分も多いし、特に電解質がトマトなどには含まれているので、
非常にいい対策。汗とともに失われてしまうナトリウムやカリウムの補充が非常に重要。
ただの水ではなくスポーツドリンク、塩あめを組み合わせるのが重要。
一方で気を付けなくてはならないこともあるという。
上柳圭一医師:水分補給をお酒やコーヒーで行う。利尿作用で逆に水分が失われる。
お酒やコーヒーを摂取するなら同じ量の水を飲む。
意外と知らない「梅雨型熱中症」
今週は暑い日が続いているが、来週は一部で雨予報も出ている。
そんな時に注意すべきことがあると上柳医師は指摘する。
上柳医師によると、急激な天気の変化に体が慣れていないと、気付かないうちに
脱水症状や体温の上昇が進むことに注意が必要だという。
乾燥した暑さの場合、気温が高く湿度が低いため、汗の蒸発で体温を下げることがでるが、
梅雨の時期は湿度が高いため、汗が蒸発しにくく熱が体にこもってしまうという。
梅雨の時期は窓を閉めることで室温が上がり、知らず知らずのうちに熱中症になることもあるそうだ。
上柳圭一医師:まずコップ1杯の水を飲んでいただくことはすぐできる。
今年、冷房をつけていない人は今すぐ試運転を始めてください。
季節外れの異例の猛暑。水分と適切な冷房で熱中症を防いでいくことが大切だ。
https://www.fnn.jp/articles/-/88860...
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