
「天気痛」はなぜ起こる?気圧低下で頭痛・腹痛…
メカニズムと対策を専門家に聞く【ひるおび】
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/222964... 雨が降る前や雨天時など、気圧の変化によりひきおこされる
“天気痛”その症状は様々です。
▼頭痛▼めまい▼のどの痛み・つかえ感▼腹痛
気圧が5hPa~10hPa下がると天気痛の人が増えるそうです。
いとう王子神谷内科外科クリニック伊藤博道院長
喉は痛みというよりもつかえ感や何かへばりついている感じで、精査しても
異常がないんですけど、やはりこれも自律神経からくる症状です。腹痛も、
元々過敏性腸症候群など自律神経を介してお腹が痛くなりやすい人は、この時期
いつもより頻度が高く腹痛が出たり、下痢をしたり、お薬が効きにくくなったり
しているのが現状です。
・気圧の低下で血管拡張
気圧の低下で血管が拡張すると、繊細な神経に影響したり、
血圧や脈拍に影響したりすることで、天気痛を発症します。
・三半規管が気圧の変化を察知
1回気圧が変動したからすぐなるというわけではなく、繰り返しているうちに
だんだん三半規管のセンサーの機能が追いつかなくなるとか、自律神経の中枢
そのものが揺さぶりによって疲労をきたしてきます。若い人もなりますし、歳を
とってからなることもあります。
伊藤博道院長:例えば症状が頭痛の場合は、血管が拡張したときに周りの繊細な
神経が痛みを感じやすいと思うので、その血管をちょっと締めるようにする。
低血圧の人は血圧を適正化することで予防にもなりますので、漢方薬なども
選択肢に入ってきます。血圧をこまめに測定して、調整することを検討してもいいと思います。
返信する