ツルハHDとウエルシアHDが12月に経営統合
日本最大のドラッグストア連合に
イオン、ツルハホールディングス(ツルハHD)、ウエルシアホールディングス(ウエルシアHD)は11日、
3社間の資本業務提携に関する最終契約を締結したと発表した。2025年12月1日を効力発生日とする
株式交換により、ウエルシアHDはツルハHDの完全子会社となり、両社を合わせた売上高は2兆円超、
店舗数は約5,500に達する見込み。なお、ウエルシアHDの上場は同年11月27日に終了する見込み。
3社は、医療や健康の地域格差の拡大、特に地方における過疎化の進行を踏まえ、ドラッグストアに
対する新たな需要が高まると見込んでいる。生鮮食品や雑貨を含むワンストップでの買い物需要の
増加に加え、調剤、介護、行政などのサービスを一体的に提供できる新たな仕組みの構築と出店を計画する。
今後は、各社グループが保有する店舗網、ノウハウ、物流システム、顧客データ基盤を最大限活用する方針。
また、イオングループが有する中国・ASEAN地域での店舗網や調達網も生かし、海外展開の加速も図る。
業務提携の主な内容としては、店舗開発や調剤併設化、商品・電力の共同調達、物流効率化、
決済・ポイントシステム、デジタルマーケティング、保険等に関する提携や、DX・EC推進、
経営ノウハウの共有、PB商品の共同開発、人材交流などが挙げられる。
3年間で約500億円のシナジー効果を見込む。
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/2006208.htm...
返信する